9月6日  10 月4日

9月20日

午前の部

堺・国際交流(チェコ共和国編)

講師 在堺チェコ共和国名誉領事館 

スザンカ ハニバロヴァー さん

 

日本とチェコ経済文化スポーツ科学など様々な交流を活性化させるお仕事をされており、ラジオパーソナリティや、様々なイベントのMCなど多岐に渡り活躍されている。

今日のチェコは

日本とは7時間の時差、四季があり日本の北海道に似た気候。最近は雪が少なくなってきたようです。気候的には、夏はヨーロッパ秋は日本がいい。

 

チェコといえば 

 

路面電車 ドヴォルザーク ビール と受講生が答えるとスザンカさんは、さらに、音楽家でいえばスメタナ ヤナーチェクなど有名ですとのこと。また、受講生からロボットと声が出ました。ロボットの語源はロボック(チェコ語で働くという意味)から来ている。

 

昔、東京オリンピックで活躍したチャスラフスカは日本では有名ですが、若いスザンカさんは日本に来た当時はご存知なかったようです。1968年 プラハの春がワルシャワ条約機構に潰されて以降、静かに長い年月をかけて民主化を勝ち取ったわけですが、チャスラフスカは民主化運動の支持を表明していました。

 

チェコはヨーロッパの中央に位置し、ヨーロッパの主要都市には飛行機で長くても2時間でいける。なので、ヨーロッパで4番目に観光客が多いということです。

 また、ホップが有名で、サントリーのプレミアムモルツはチェコのホップが100%使われているとの事です。また、アメリカの有名なビールであるバドワイザーの名称はブトヴァイス(Budweisチェコの地名)から来ている

 

何故堺なのか

 堺にはアルフォンス・ミュシャの美術館があり、その関係で堺に名誉領事館ができたということです。

 

(感想)歴史的に古い建物が遺されている美しい街並みの写真を見せていただきぜひ訪れてみたくなった。

とりあえず、チェコフェステイバルに行ってみようと思う。

午後の部

生誕500年 堺の人物「千利休」を語る

講師 柿澤和代 さん

NPO法人堺観光ボランティア協会会員
関西演芸推進協議会会員
OMOROI堺をつくる会実行委員会

紙芝居「千利休」

本名は田中与四郎、号は宗易(そうえき)。大阪堺の魚問屋『ととや』に生まれる。北向道陳に師事するが、利休の能力が認められ武野紹鴎に弟子入りすることとなる。武野紹鴎の弟子入り試験で、掃き清められた庭をさらに綺麗にせよとのこと。利休は数枚の落ち葉をパラパラと撒いた。秋の庭には少しくらい落ち葉がある方が自然でいいと、その風情ある心に感心した紹鴎は入門を許したと言われている。

さらに切腹に至るまでの過程の紙芝居を観賞した。

 

利休生誕500年 

さらに深くスライドで学習した。その中で、堺にある茶室を紹介された。

開口神社の無礙庵、菅原神社の紅梅軒、利晶の杜のさかい待庵、黄梅庵の伸庵、徳泉庵の自笑庵、方違神社の玄妙庭、山口家の茶室、日本庭園

またさらに、利休ゆかりの茶碗、茶室、井戸、美術館などを写真やスケッチで紹介された。

 

(感想) 2時間の講義があっという間で、また、スケッチの美しさに感心させられました。本当に印象に残る力強いタッチの絵でした。写真と違い不要なものは除くことができる。そこがいい。

 

 

      9月6日  10 月4日