講師:堺ヤクルト販売株式会社
広報・CSR推進室 室長 田原 由加里 様
直販営業部リーダー 丸山 博資 様
健腸長寿 ① L・カゼイ・シロタ株
ヤクルトの創始者の白田稔氏によって、発見された乳酸菌の1種です。
白田氏は「病気にかかったてから治すのではなく、かからないための予防が
大切」(乳酸菌を摂取することにより腸内の有害菌の増殖を抑え、腸の機能を
正常に維持することができるのではないか)という考えから乳酸菌の研究を重ねました。
健腸長寿 ② 腸
1) 食べ物を消化し、栄養素を吸収する
2) 水分を吸収して便をつくり、排泄する
3) 外敵などから体を守る
腸を守ることは体を守ること
健腸長寿 ③ 腸のミクロの住民たち(ビフィズス菌や乳酸菌 大腸菌他)
1)肉眼では見えない腸に住む生き物の正体とは。
生きていくうえで大切な働きをする腸には、
細菌と呼ばれる肉眼では見えない生き物がいる。
(ミクロの住民を「腸内細菌」といい、互いに影響を
及ばしながら集団を作って生息している。この集団は
「腸内フローラ」と呼ばれている。
2)腸にはおよそ種類、数にして100兆個が住みつ ついている。
3)腸内細菌は、どこからやってくるのか?
母親や周りの環境から細菌をもらい、それらが腸に住みつき
フローラを形すると考えられている。
健腸長寿 ④ 私たちと腸内フローラの共生
「人と腸内細菌の関係とは」
<腸内細菌から見た人とは>
腸の中の温度は常に36~7度に保たれている。これは多くの腸内細菌が
生育できる温度である。腸内細菌は人が消化できないような食物繊維を
消化し、エサとすることができる。つまり、人の腸は居心地のよい温度に
保たれた快適な住処なのである。
<人から見た腸内細菌とは>
人が消化できないものを消化したり、人がつくれない栄養素をつくり、
その一部は人に利用される。また、腸のバリア機能を高めることにも
関係している。
人にとって腸内細菌は、人の生活に欠かすことのできない存在である。
「人と共生の関係にある腸内細菌」
私たちと切っても切れない関係ですが、病気の原因となるような有害菌も
これらを抑え込む有用菌も存在する。人は有害菌を含めた腸内細菌の集団と
生活を共にしており、菌と人のように、異なる種類の生き物同士が互いに
影響を及ぼしあって生きている関係を「共生」とよばれている。
*講義終了後、①血管年齢測定 ②骨の健康度測定を実施して頂きました。
2. ・・・日本料理「咲蔵」で懇親・昼食会を行い親睦を深めました。