7月5日  9月6日

7月12日

午前の部

「健腸長寿(おなかの健康)」

  講師:堺ヤクルト販売株式会社

    広報・CSR推進室 室長 田原 由加里 様

       直販営業部リーダー 丸山 博資 様

健腸長寿 ① L・カゼイ・シロタ株

      

ヤクルトの創始者の白田稔氏によって、発見された乳酸菌の1種です。

白田氏は「病気にかかったてから治すのではなく、かからないための予防が

大切」(乳酸菌を摂取することにより腸内の有害菌の増殖を抑え、腸の機能を

正常に維持することができるのではないか)という考えから乳酸菌の研究を重ねました。

 

 

健腸長寿 ② 腸

     1) 食べ物を消化し、栄養素を吸収する

     2) 水分を吸収して便をつくり、排泄する

     3) 外敵などから体を守る

        腸を守ることは体を守ること

健腸長寿 ③ 腸のミクロの住民たち(ビフィズス菌や乳酸菌 大腸菌他)

     1)肉眼では見えない腸に住む生き物の正体とは。

       生きていくうえで大切な働きをする腸には、

       細菌と呼ばれる肉眼では見えない生き物がいる。

                    (ミクロの住民を「腸内細菌」といい、互いに影響を

       及ばしながら集団を作って生息している。この集団は

       「腸内フローラ」と呼ばれている。

          

     2)腸にはおよそ種類、数にして100兆個が住みつ ついている。

     3)腸内細菌は、どこからやってくるのか?                                                        

       母親や周りの環境から細菌をもらい、それらが腸に住みつき

       フローラを形すると考えられている。

 

健腸長寿 ④ 私たちと腸内フローラの共生

 

      「人と腸内細菌の関係とは」

 

     <腸内細菌から見た人とは>

      腸の中の温度は常に36~7度に保たれている。これは多くの腸内細菌が    

      生育できる温度である。腸内細菌は人が消化できないような食物繊維を

      消化し、エサとすることができる。つまり、人の腸は居心地のよい温度に

      保たれた快適な住処なのである。

 

     <人から見た腸内細菌とは>

      人が消化できないものを消化したり、人がつくれない栄養素をつくり、

      その一部は人に利用される。また、腸のバリア機能を高めることにも

      関係している。

      人にとって腸内細菌は、人の生活に欠かすことのできない存在である。

                  

 

      「人と共生の関係にある腸内細菌」

 

      私たちと切っても切れない関係ですが、病気の原因となるような有害菌も

      これらを抑え込む有用菌も存在する。人は有害菌を含めた腸内細菌の集団と      

      生活を共にしており、菌と人のように、異なる種類の生き物同士が互いに

       影響を及ぼしあって生きている関係を「共生」とよばれている。

 

 

    *講義終了後、①血管年齢測定 ②骨の健康度測定を実施して頂きました。

 

午後の部

クラスカフェ       1.. 1学期を振り返って(アンケート) 無記名で記入し CDに提出。

                               2. ・・・日本料理「咲蔵」で懇親・昼食会を行い親睦を深めました。